

「クレーム&トラブル対応マニュアルの作成①」と題してお送りいたします。
【今日のポイント】
トラブルの回避方法を知っているか?知らないか?では、初動対応がまったく違ってきます!
昨日「招かれざる客」と題してお送りいたしました。
最近では「マニュアルは必要ない。店舗に任せる」といった企業様もございます。
しかし「トラブル対応マニュアル(トラブルシューティング)」は作っておく必要があると感じます。
複数店舗(チェーン店等)であれば、できる限り“統一化・標準化・均一化”することが必要です。
突然起きる、クレームやトラブル。最初に何をしなければいけないのか?
そして“報告・連絡・相談”をどの流れですべきか? 周知徹底させる必要があります。
つい20店舗(事業所)くらいですと“本社で対応すればよい”と思われる場合が多いです。
しかし、クレーム・トラブルは、初動対応がとても重要です。
そこで。。。 トラブルマニュアルを作成していただきたいと思います。
◆マニュアル作成には下記の項目が必要となります。
*すぐに取り出せる場所、または事務所に常に掲示しておく)
マニュアルには。。。
○トラブル事例 (こうなった場合は。。。 など)
○初動対応 (お客様が店内で暴れ器物を破損 → すぐに警察へTEL など)
○店内指示 (まずお客様・従業員を安全な○○へ誘導。現状経過と把握のため責任者は。。。)
○電話対応 (発生時間・場所・けが人の有無・初動対応の流れ・現状報告 など)
掲示物には。。。
○連絡先一覧表 (店長・SV・本社・業者・警察署・消防署 など)
○連絡網一覧表 (店長に連絡後、SVにも連絡 など)
トラブルが発生した時。特にはじめての経験する出来事の場合、初期段階での対応例を知っていることで多少の“動揺・焦り”を軽減することができます。
また、マニュアルを作成した後に重要なのは。。。
渡しただけではなく、店長やアシスタント(不在時の現場責任者)には、実際に読み合わせをする必要があります。
以前こんな上司がいました。
「トラブルマニュアルが本社から届いたから置いておくね~」 最低ですね!
私の尊敬する上司は、トラブル対応についてこういわれました。
「店長の仕事は、7割がクレーム対応・3割がスケジューリング(シフト管理)」だと。。。
お客様へのクレーム対応の場合は。。。
1に迅速。2に迅速。3・4に対応案の提示。5に気づかい。
初動対応が迅速かつ速やかに済めば、お客様は“ファン” になっていただけます。
それを怠ると。。。 何ヶ月もその処理に追われることになります。
まずは、お客様に一番近いお店の対応にかかっています!
クレーム対応については、また後日書きたいと思います。
取り急ぎ、本日は“トラブルの初動対応”について。。。
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