感謝祭が逆効果になる時②(飲食店)


音譜ご覧いただきありがとうございます音譜

本日、2度目の更新ですニコニコ

前回「感謝祭が逆効果になる時①」の続きです。


飲食店がキャンペーンをを開催する目的・趣旨は

「日頃ご利用いただいているお客様へ
 感謝の気持ちを込め、特別価格で提供する」

だと思います。


しかし、実際には常連さんと一見さんの
両者が利用しているということです。

常連さんは、普段の店の状態(オペレーション)を
知っているので、キャンペーン中は、
「お客様も入っているし、多少提供が遅くても仕方ないか~」と
思っていただけますが、一見さんにとっては、

「いつもこんな感じなのかな~」と思われます。


新規オープンのお店では、オペレーションが乱れないように
事前に打合わせや仕込みをして、予測対応いたします。


しかしすでに営業しているお店がキャンペーンを行なう時、
多くの店長さんはこのように言っていると思います。


「来週からキャンペーンがあるけど、
 いつもよりお客様が来るので、よろしく~」と
気軽な気持ちで従業員さんに声を掛けていると思います。

そして当日になって、甘い考えに対して
予想外の来店人数にあたふたあせる


チェーン店であれば、各店舗への指示が事前にあると
思いますが、最終的には。。。。

「店長の器量によって、結果が左右されます」


今回のお店で店長がすべきことは。。。

○ピーク(タイム)になったとき、どんな状況が予想されるか?
 → バッシンク・席へのご案内がスムーズに行なえるか?

○カスターセット(箸・ソースなど)の補充が瞬時にできるか?
 → ストックを用意しておき、バッシングの際に交換してくる。

○遅延のない商品提供をするには?
 → お客様の入店状況に合わせて、リード(調理)していく。

○初めて来店された方に対して、注文方法などをお伝えする。
 → 注文方法をお教えし、次回ご来店時、戸惑われないように。。。


また皆さんもご注意いただきたいのは。。。

「感謝祭(キャンペーン)こそ、
 新規のお客様を取り込めるチャンス」

であるということです。


これは物販店でいう「セール」と同じです。

「普段は利用しないが、セールだから入ってみよう」

しかしその時、お客様への対応が悪かったら。。。

「普段(セール以外)は、利用したくないな~」

と思われてしまいます。


これは常に私も考えさせられる事です。


今後感謝祭やキャンペーンを開催する予定のあるお店の方は。。。

「いつも以上の緊張感と予測」をしていないと、
せっかくのお客様が、「サイレントクレーマー」に
なってしまう場合があります。


そして今月末には、いよいよ“ゴールデンウィーク”

販売機会ロス(売り切れ・提供遅延など)のないように。。。。

皆さん頑張って行きましょうチョキ


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