


今日は「売れなくなるとブレ始める②」と題してお送りいたします。
味を変えてしまって、閉店してしまったラーメン店のお話の続きです。
ラーメンブームにより、お客様の好みは十人十色。
それだけに、一度来店したお店の“味(好み)”をお客様は、正確に覚えています。
その正確な情報を元に、お客様は“またあの味を食べに行くか”と遠方よりその店を目指して来店されます。
これを「目的来店型」の分類に入ります。
しかし。。。半年前に行ったお店の“味(麺の太さ など)”が変わっていると、インプットされた“味情報”を書き換える必要が出てきます。
そしてこう思うのです。。。「わざわざココに来なくても、近くの○○でいいや~」
食べたいときに近くのお店で済ます。この場合「衝動来店型」の分類になります。
*目的来店型と衝動来店型の詳細については、また後日。。。
話を戻します。。。
メインである核(今回は“味”)をぶらしてしまうと、お客様の来店動機もぶれてしまうということです。
この商売で進む。。。そう決めたら“主軸”は、ブラさない。
できる事は。。。味をさらに追求し、接客方法を変える。
また提供方法(盛り付けや付け合せ)を変える。
極端な例になりますが。。。
高級外車専門店と言う看板なのに“国産の軽自動車が目立つ場所にたくさん鎮座しているお店”
いかがでしょうか? この店“高級車じゃ勝負できないんだろうな?”と判断できるのではないでしょうか?
多くの経営者が。。。「ブレ始めると他の方向へ突進してしまった」経験があると思います。
しかし、結局今なお長く続いている会社は。。。“原点に立ち返った商売”で成功されています。
せっかく植えた“木(商売)”です。今よりしっかりとした、もっと背の高い“木”に育てましょう!
2回に渡りお読みいただきありがとうございます。
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