★出店攻勢スピードの賛否

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今日は「出店攻勢スピードの賛否」についてです。


10年位前。チェーン店では。。。


「3日に1店舗。全国のどこかでオープンしている」


そんな会社がいくつもありました。


全国各地でSC(ショッピングセンター)から出店要請や企業の上場ブームに乗り
知名度を一気に上げるため、未開拓地域へでも果敢に出店していました。


しかし、そこでいつも問題にあがるのが。。。

「人材の育成が後回しになること」です。


出店スピードが速いと、人材をどこから獲得するか?


手っ取り早いのが。。。即戦力となる「経験者」を採用することですね!


しかし、その人材が本当に適材であるか?


採用・選出した人事側の声は。。。


「取り合えず、店を守ってくれればいい」そう思っています。


言葉は悪いですが。。。

「当たれば(うまくいけば)ラッキー。ダメなら(失敗・合わない)辞めさせる」


こんな考えで、お店を任せても上手くいくわけがありません。


しかし会社側としては、こんな危惧もあるんですね!


「新規出店のために育ててきた人材が、急に他の会社に転職してしまったら。。。」


上場企業の場合、株主の方々から出資していただいたお金を、上手く運用するためにも新規出店を続けなければいけません。


それに対して、人材の育成が常に後手後手になってしまいます。


後に、人材の再教育に力をいれることができればよいのですが。。。



人(人材)を大事に考えない会社の場合。。。「人<店<利益」となります。


人を大切に思う会社は。。。「人=店=利益」だと思います。



会社が破産ということは、事業の継続ができない=人材もすべて解雇になります。


せっかく出店攻勢をかけてきても。。。とても残念なことです。



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