

久々の更新となります。申し訳ございません。
今日は「職人の能力は会話から読み取る」についてです。
飲食店で職人さんを採用する基準として、
「経験年数」を重視する方が多いです。
しかし、注意していただきたいことがあります。
本当にその経験年数だけの腕があるのでしょうか?
経験年数が長い人ほど、ご自身を過大評価している場合が多いです。
他の場所でその方の仕事ぶりを見てから
面接をするのならば、納得の上で採用できるのですが、
ほとんどの場合、口頭面接だと思います。
どんな質問をすれば、相手の能力を知ることができるか?
私がいつもアドバイスしていることは。。。
相手の口から“下記のような言葉が出てくるか?
または引き出すことで、能力がわかります。
では、どんな言葉か

「最近では。。。のような味付けが好まれます」
「今までのやり方は○○でしたが、今はこのような方法に変えています」
「若い女性向けのお料理は~。主婦層には~のように心がけています」
当たり前のようなことなのですが、
なかなか相手からこのような言葉が出てきませんね。
常に新しいものを取り入れながら、
ニーズに合わせた考えを持っている、
向上心のある方だからこそ、
発せられる言葉なんです。
これは経験年数に限らず、常日頃から意識して
仕事をしているか?いないか?なのです。
私がホテルに勤務していた頃、
料理長クラスの方は、常に料理関係の本を脇に抱え
デスクに座っているときには、レシピを書いている
姿をよく目にしていました

しかし、私が今の仕事をしてからは
お店の責任者クラスでも、向上心がある方と
なかなか一緒に仕事をする機会がありません

常に新しいお店や料理を
研究していることが私の仕事です。
それだけに経験年数だけに胡坐をかいて、
近年の流れや今流行の料理などの話題を
振っても「そんなの俺には関係ない」と言う
職人さんと一緒に仕事するのが非常に辛いのが本音です。
「この人に何を言っても、変わらないな~」
日々お客様の趣向は変化しているのですから。。。
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当社店舗運営アドバイザリー事業
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