【会社の対応と判断基準】ワタミの過労死訴訟を見て感じたこと...

音譜いつもご覧いただきありがとうございます音譜



今日は...


『ワタミの過労死訴訟を見て感じたこと...』


と題してお送りいたします。



私の個人的な意見ですので...


コメント等、スルーさせていただきます。




今年の3月末~4月にかけて、このブログでも自殺について書きました。


自殺しやすい職業No1とは?理想と現実のギャップをどう埋めるべきか?


なぜ4月出だしから『自殺』について書いたのか?



年末に近づくにつれ、今年は例年に比べ人身事故により


都内また近郊でも電車が多く運休するように感じます。




神奈川県内の21~24年度の統計平均で見ると、


男性が女性の約2.4倍となっています。




それだけ男性の弱さ=死 といえるかもしれません。




昨日のニュースであったように、ワタミの事故については、


女性ですが、入社後わずか2ヶ月で最悪の事態まで追い込まれてしまった背景には、


会社の管理責任としか私には思えません。




私も飲食業に従事してきましたが、


飲食業=重労働 という業界の常識?


これが当たり前と思っている会社にとっては、


いつこのようなことが起きても、不思議ではなかったのではないでしょうか?




慣れるまでの期間は「無理をさせず、定時で終わる」ように


シフトを組みをするなどの配慮に欠けています。




私もある飲食業の会社に転職した時。



入社5日目から...



朝8時に自宅を出て→9時出勤→中休み(ほどんど取れず)

→翌朝4時→就寝朝5時→同日9時に家を出て→10時出勤→24時まで勤務

→翌日9時出勤・・・


というシフトを組まれ、1ヶ月で辞めた会社がありました。


鳴り物入りのポジションで入社したため、既存店のNo1店長からの


嫌がらせが、シフトだけでは、ありませんでした。



しかし、会社側は「店長に任せているから...」との一点張り。


きっとワタミさんもそんな感じだったのではなかったのかと...


推測で申し訳ないですが、勘ぐってしまいます。





今回の訴訟について、色々な人が書き込みの中には、


心無い言葉もたくさんありました。





当事者になってみないとわからないこと。


他人事だからと、関係ないと思っていること。




「(会社の方針に)身体がついていかない社員は、勝手に辞めればいい」



なんかそんな風習(社内の常識)が、あったように思えてなりません。





2008年の事故から、2012年の過労認定まで約4年。


5年経った今、ご遺族が訴訟を起こすだけの、


誠意が会社側になかったように感じます。




国の定めた残業の「過労死ライン」は、月80時間




この基準値が“デッドライン”であることを


会社側だけでなく、現場また私達も理解しておく必要があると思います。





長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。






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