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今日は「損得より先に善悪を考えよう」についてです。
これは、商業界の初代主幹である、故・倉本長治氏が
提唱した商売の基本理念“商売十訓”の最初の一文です。
私が以前飲食チェーン店に在籍していたとき、
この商売十訓を覚え、今でもことあるごとに
この言葉を口にします。
飲食店に勤務していれば、食材の管理次第で、
原価率・食材回転率をコントロールすることができます。
しかし、従業員さんの中には
“古い食材だけど提供してしまえ”
そんな卑(いや)しい心が横切りことがあると思います。
飲食店に来店されるお客様は、そのお店の食材管理など
直接目にする機会がありませんので、
店から提供されるものに疑いもなく
口に入れてしまうのです。
皆さんも記憶にも新しい
“船場吉兆”の料理の使いまわし問題。
前のお客様に出した料理の残り物を
盛り直して次のお客様に提供した事件です。
誰もが。。。老舗料亭でまさかそんなことが。。。
そう思ったはずです。
高級店でもこう考える方がいるんですから、
リーズナブルな飲食店で、商品に対しての
責任意識が低い人がもし店長をやっていたら。。。
とても恐ろしいことです。
店長や店の責任者であれば、
食材を見て“ちょっと怪しいな(痛んでるな)”
と思ったら。。。
迷わず廃棄する勇気が必要です
勇気と書きましたが、それは“使命”です。
現在飲食店に勤務されている方いられましたら、
ぜひこの言葉を思い出してください。
「損得より善悪を考えよう」
特に。。。焼肉店さん!O157にご注意を
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